こんにちは。カラオケの十八番はムーンライト伝説のうさこです。
本記事では、バカリズムさん脚本のドラマ、「ブラッシュアップライフ」(2023)について、配信の情報やあらすじ、感想を紹介します。
いやー、、このドラマ、、、エモい!!エモすぎるんです!!!
私、最初は観てなかったんですけど、同級生に超勧められて見始めた結果…
ハマりました。どっぷりハマりましたとも。
アラサー、ミドサーに刺さること間違いナシです!では、早速解説していきます。
どこで観れる?
Hulu(フールー)で配信中です。月額1,026円で、人気の映画、ドラマ、アニメ、バラエティが100,000本以上見放題です。
また、ドラマ本編だけでなく、HuluオリジナルコンテンツのHuluオリジナルコンテンツ『ブラッシュアップライフ アナザーストーリー』も観ることができます。スピンオフ作品で、「加藤の粉雪」など全9作品あります。
- 加藤の粉雪
- あーちんのBestFriend
- ぺーたんのfirstlove
- ごんちゃんのstory
- みーぽんのbirthday
- すーさんのif
- まりりんのcrossroad
- 二人のdestiny
- 福ちゃんのアイラブユーが世界を救う
わたしも観ましたが、「加藤の粉雪」大爆笑でした!一見の価値ありです!!
「ブラッシュアップライフ」1話のあらすじ紹介
安藤サクラ演じるあーちんこと近藤麻美は、市役所の窓口職員の33歳。
小学生からの幼馴染で親友の、なっち(夏帆)と、みーぽん(木南晴夏)との飲み会の帰りに、交通事故で亡くなってしまう。
気が付くと死後の世界の受付のような場所で、案内人(バカリズム)に、来世はオオアリクイに生まれ変わると告げられ、オオアリクイの何ともキモイ写真を見せられる。
どうやら希望の生命に生まれ変わるためには、人生の中で徳を積むことが必要らしい。嫌がる麻美に、今世をやり直すこともできると告げる案内人。
こうして麻美は2度目の人生を0歳からやり直すことになるが―――?!
33歳に刺さりまくるエモポイントを解説
さて、何を隠そう、わたくしうさこは、主人公あーちんと同い年の平成元年生まれであります。
友人から猛烈に勧められて見始めましたが、あれだけ勧める理由がすぐ分かりました。
…エモい。とにかくエモいんです!ここからはエモポイントを解説していきます。
劇中の小物がいちいちエモい
人生をやり直すことを選択したあーちんは、33年前に遡り、1989年に誕生します。
そこから、赤ちゃん時代、保育園時代と順調に成長していくのですが、彼女が成長する過程で出てくる小物たちが、いちいち「あー、それあったよね!懐かしい!」ってなるものばかりなんです。
小学生時代になると出てくるのが「シール交換」。つるつるした小さいノートに、ファンシーショップ(死語ですかね?)で買ったシールを収集するんですよ。
親友のなっちとみーぽんとシール交換をするシーンで、「タイルシール、人気のキャラクターのシール、ふわふわの素材のシール」は価値が高く、それなりの価値のあるものとしか交換できない、というところまで細かく描かれているのが、そうそうそうだよねー!ってなります。
その他も、「たまごっち」が大流行する前に親にねだってゲットするとか、
中学校時代の麻美が家で読んでるマンガが「NANA」だったりとか、
中学時代の担任に「ゲームボーイアドバンス」と買ったばかりのソフト「逆転裁判」を没収されるとか、
高校時代の麻美がiPodで音楽聞いてたりとか、
大学時代に「ドラクエ派」か「FF派」か話し合ったりとか。(うさこはドラクエ派です。)
ノスタルジーをかなりくすぐられるシーンが満載です。
音楽とともに青春時代の思い出が蘇る
思い出って、音楽とともにあるんですよね。毎回のドラマのエンドロールで流れる音楽が、懐かしい曲ばかりなんです。
保育園時代の麻美のバックに「ムーンライト伝説」が流れたり。
女子会のシーンで、キロロの「BestFriend」が流れたり。
大学時代、女友達とのドライブでperfumeの「ポリリズム」を歌ってたり。
絶妙に懐かしい曲が、絶妙な場面で流れるんですよ…。
そして麻美は9話までに結局5回目の人生をやり直すことになるんですが、
毎回出てくるのが成人式後の同級生とのカラオケ。そこで毎回、ミュージシャン志望の同級生の福ちゃん(染谷将太)が、たいしてうまくもない、ORANGERANGEの「イケナイ太陽」を歌うシーンは爆笑です。
しかもたいしてうまくないのにみんなに絶賛されて、ますますその気になるっていう…。
あと、中学生時代はイケメンだったのに、太って変わり果てた同級生の「加藤」が、レミオロメンの「粉雪」を熱唱するシーンも毎回毎回爆笑です。必見です。
このシーンのおかげで最近「イケナイ太陽」と「粉雪」が頭から離れません!
気の置けない女友達との雰囲気がリアルすぎ
幼馴染のなっちとみーぽんとの仲良し3人組のシーンが毎回あるのですが、演者の安藤サクラさん、夏帆さん、木南晴夏さん、演技上手いな~!と思いますね。
だって、私も女友達と喋ってるとき、こんな感じだから。(笑)
大学生時代にみーぽんが免許取りたてで旅行行って、「あのみーぽんがねー。」「運転してるなんてねー。」「あのみーぽんがねー。」「どのみーぽんだよ!」みたいに言い合うシーンは、既視感満載で最早泣けます。
社会人になっても一人暮らしのあーちんの部屋に泊まりに来てお菓子食べながらグダグダしたりとか、定期的にみんなで飲みに行って学生時代の思い出話したりする感じとか、あるあるすぎて。
きっと同年代の女性ならあー…わかるわー…となること間違いないと思います。
あのときこうしてたら…やり直せたら…を疑似体験
わたし思うんですけど、33歳って、絶妙な年齢ですよね。学生時代、社会人5年目くらいまでは、みんな大体レールに乗って同じような人生を歩んでいることが多い気がします。
でも、33歳くらいになると、
ある人は結婚して子どもがいて主婦をやってたり、
ある人は独身で出世してバリバリキャリアウーマンしてたり、
ある人は結婚したけどもう離婚して新たな人生だったり、
ある人は仕事がうまくいかずに転職してたり…と
人生って色々あるんだなぁ、とか、思ってた人生と違うなぁ、とか思い始める時期な気がします。
そんなときつい思うのが、
あの時ああしてたら今頃違う人生だったのかなぁ。
あの時もっと勉強してたらもっと選択肢があったかなぁ。
あの時違う高校や、大学を受験してたら、違う職業だったかなぁ。
あの時あの人と付き合ってたら…今の夫と結婚してなかったら…
…なんて、「もしも」が湧いてくるんです。
でもでも、現実に、「もしも」の人生を体験するのは不可能ですよね。そんな微妙なお年頃の私たちに、「もしも」を疑似体験できるのが、このドラマだなぁって思うんです。
※ちなみにタイムトラベルものの映画だと、「アバウトタイム」も大好きです。
最終回感想(ネタバレなし)
親友の命を救うため、何度も生まれ変わってきたあーちん。どうなっちゃうのー?!とハラハラさせられましたが、なんでもない日常は、当たり前ではないのだと、感じさせられる、まさにハッピーエンドでした。
最高のラストでした。素晴らしいドラマに出会えてよかったです。
まとめ
ドラマ「ブラッシュアップライフ」のエモさについて、熱く語りました。
もう一度見たい方は、アナザーストーリーも含め、Huluで是非ご覧ください!
久々にハマったドラマでした!!ではでは。
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