こんにちは。月の光は愛のメッセージ。うさこです。
2023年に公開された劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」が2024年8月に世界配信されることが発表され、またもや話題になっている「美少女戦士セーラームーン」。
本記事では、旧作アニメシリーズの「セーラームーン」、通称無印セーラームーンの最終回、「無印ラストショック」について、当時の平成女児が振り返りたいと思います。
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では、早速解説していきます。
無印セーラームーンとは
旧作アニメシリーズのセーラームーン(通称無印)は、うさぎと衛の前世からの恋が中心の物語です。前世、うさぎは月のプリンセス、衛は地球の王子だったのですが、いろいろあって結ばれないまま命を落とし、今世に転生しました。
うさぎの体には、手にしたものを全宇宙の支配者にできるという「幻の銀水晶」が封じられていて、それを狙う悪の組織、ダーク・キングダムとの戦いが描かれました。
無印セーラームーン、ラスト2話で衝撃の展開
最終話の衝撃の展開について話を戻します。最終話と言われていますが、正確には無印シリーズラスト2話が問題となった部分です。
第45話 セーラー戦士死す! 悲壮なる最終戦
第45話「セーラー戦士死す!悲壮なる最終戦」について。
いやもうタイトルで壮大にネタバレしとるやんけ…!!!
あらすじ
ダーク・キングダムとの戦いもついに最終章。彼らの本拠地が、北極のDポイントにあると判明した。セーラー戦士達は最終決戦に臨むべく、Dポイントへ飛んだ。そこでセーラー戦士達を待ち受けていたのは、セーラー戦士たちを抹殺するために送り込まれた4人の刺客、Ⅾ.Ⅾガールズ。
Ⅾ.Ⅾガールズは、幻覚などを駆使してありとあらゆる手でセーラー戦士たちを痛めつける。ジュピター、ビーナス、マーキュリー、マーズの4人は、クイン・ベリルとの最終決戦にはうさぎが必要と考え、決死の覚悟で一人一人Ⅾ.Ⅾガールズに立ち向かう。
Ⅾ.Ⅾガールズとの戦いは壮絶を極めたが、無事全員を倒すことができた。ジュピター、ビーナス、マーキュリー、マーズの命と引き換えに…
第46話 うさぎの想いは永遠に! 新しき転生
共に戦ってきた4戦士を失うという壮絶な展開を経て、最終話です。いつも洗脳されがちなまもちゃんが、やっぱり洗脳されてうさぎの前に登場します。
まもちゃん、ヒーローなのに毎度毎度洗脳され過ぎ問題…。
あらすじ
4戦士を失ったうさぎだが、仲間の死を無駄にしたくないと、再び立ち上がってⅮポイントへ向かう。そこにいたのはクイン・ベリルと最愛のエンディミオンこと衛。だが衛はクイン・ベリルに洗脳されており、ベリルの手下と成り下がっていた。
ベリルはうさぎ達のしてきたことは無駄だったとあざ笑うが、うさぎは衛に自分のことを思い出してほしいと想い出のオルゴールを差し出す。うさぎの愛の力によって衛は浄化され、正気を取り戻すが、その直後ベリルの攻撃によって命を落としてしまう。
衛を失いショックを受けたベリルはクイン・メタリアから力を受け、さらに強大な力を得た。うさぎはひとりで最終決戦へと向かう。失った仲間たちの想いを胸に抱きながら、パワーを増していくうさぎ。うさぎの愛の力はクインベリルを飲み込み、浄化したのだった。
ラストシーン。うさぎの愛の力が奇跡を起こし、命を落としたうさぎ、衛、セーラー4戦士は記憶を失って地球に転生し、いつもの日常へと戻っていったのだった。
裏話…三石琴乃さんが急病で代役が立てられる
実はこの最終回は、おなじみの三石琴乃さんではなく、代役の荒木香衣さんがうさぎを演じていました。
三石琴乃さんが急病で3か月ほどお休みしなくてはならず、うさぎ役のオーディションで最後まで残っていた荒木さんに急遽声がかかったそうです。※荒木さんが担当したのは44~46話
三石さんもたいへんな無念だったと思いますが、当時社会現象にもなっていたセーラームーンの最終回に急に代役として呼ばれた荒木さんのプレッシャーは相当なものだったでしょうね。
改めて私も観直しましたが大きな違和感は感じませんでした!注意深く聞いてみると少し違うな…という程度。
荒木さんはこのときの熱演が評価され、「セーラームーンR」シリーズからはちびうさ役として出演されていました!
世間の反応
あまりの衝撃の展開に、当時の子どもたちが体調不良になったり、学校を休んだりする事態が起こったそうです。対応に困った一部の保護者が、苦情を新聞の投書に送ったり、テレビ局に苦情を入れたりということもあったそうです。
平成女児の感想レビュー(当時年中)
当時、幼稚園児だった筆者の、改めて視聴した感想を紹介します。
当時の記憶は正直あまりない
当時、幼稚園年中(4歳)だった私。自他ともに認めるセーラームーンガチ勢女子ですが、正直言って、あまり記憶はありません。
でも、セーラー戦士が全員死んだけど、なんか最後は生き返ったといううっすらした記憶はあります。ただ、それで体調を崩したりとか、ショックで寝込むとかいうのはなかったですね。
単純に、4歳の頭ではストーリーをよく理解できていなかったんだと思います。
改めて見直してみたら涙なしには見れなかった
30年の時を経て観返してみましたが、もう…涙なしには観られませんでした。
号泣ポイント① セーラー4戦士の散り際
1つめの号泣ポイントは、セーラー4戦士の散り際。みんな、最終決戦にはうさぎの力が必要だとわかっているから、身を挺してうさぎを守るんですよね。そこには確固たる思いがあって、それぞれに死を決意している様子がうかがえます。
うさぎちゃん達って中2よね?なんて重いものを背負っているんや…
D.Dガールズとの戦い方もそれぞれ個性が現れていて。特に、亜美ちゃんが幻覚を見せてくる敵に対して幻覚を見せる元を見破り、破壊したのちに死んでしまう描写が印象深いです。
敵はそれぞれの大切な人が苦しめられている幻覚を見せてくるのですが、亜美ちゃんも、友達以上恋人未満の関係である「浦和くん」が苦しめられている幻覚を見せられます。「わたしにもこんな幻が見られるようになったのね…」とつぶやく亜美ちゃんからは、いままで孤独だったのにうさぎ達との出会いによって心を開き、周りとの関係性も変わっていったことが読み取れます。
そして、攻撃技が唯一ない亜美ちゃんは、幻覚の元がDDガールズの額の石だと見破り、それを破壊したのちに息絶えます…さすがセーラーチームの頭脳。自分のできることを的確に判断し、行動する亜美ちゃん、カッコいいです…
号泣ポイント② 衛との別れ
毎度毎度洗脳され続ける裏のヒロインことまもちゃん、もちろん最終回でもクイン・ベリルに洗脳されている状態で登場しますが、うさぎの愛の力によって正気を取り戻します。
しかし直後に嫉妬に狂ったベリルの攻撃で致命傷を負い、命を落とします。
最終決戦に向かううさぎは、いったんまもちゃんにキスしようとしますが、思いとどまるのです。
散って行ってしまった仲間たちは好きな人とキスできずに逝ってしまったのに、自分だけキスできない、と。
自分も愛する人を亡くしたばかりなのに、なんて仲間想いなんだ…!!
仲間を想う気持ち、プリンセスとしての決意が痛いほど伝わる、印象的なシーンでした。
文句なしの名作!
令和の今観ると、女児向けアニメとしてはとんでもなくシリアスな最終回でしたが、この物議をかもした最終回があったからこそ無印セーラームーンは間違いなく名作であると思います。
令和の今でもリメイクされ、魅力を語りつがれるシリーズの原点。ぜひ大人の皆さんも見返してほしいです!
どこで観れる?無料で観れる?
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本ページの情報は令和6年10月時点のものです。最新の配信・キャンペーン状況はサービスサイトにてご確認ください。
まとめ
旧作アニメシリーズの「セーラームーン」、通称無印セーラームーンの最終回、「無印ラストショック」について、当時の平成女児が振り返りました。
間違いなく名作の「無印セーラームーン」、令和の今だからこそ観返してほしいです…!
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ではではまたね♡
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