みなさんこんにちは。少女漫画大好きマンうさこです。
本記事では、月刊ココハナで連載中の、いくえみ綾先生の作品、「1日2回」(既刊5巻)はどこで読めるかの情報と、あらすじ、最新刊までの感想を書いていきます。
作者のいくえみ綾先生は、名作「潔く柔く」「あなたのことはそれほど」「G線上のあなたと私」など、映像化も数多くされている有名漫画家さん。現在はcookieでもアラフォー少女漫画家の仕事と恋を描いた「ローズローズィローズフルバッド」を連載しており、連載を2本抱える超売れっ子です。繊細な心情描写が得意で、漫画というより映画を観ているような気持ちになります。
この1日2回も、「ローズローズィローズフルバッド」と同じく、40代女性が主人公です。成熟した大人の女性が面白く読める漫画だと思います!では早速解説していきます。
どこで読める?【無料試し読み】
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いくえみ綾先生について
いくえみ綾先生は、北海道出身の少女漫画家です。中学3年生だった1979年に、集英社『別冊マーガレット』でデビューし、40年以上も漫画家として作品を生み出し続けているベテランです。数々のヒット作を生み出し、映像化された作品も多数。『潔く柔く』『プリンシパル』は映画化、『G線上のあなたと私』『あなたのことはそれほど』『いとしのニーナ』はドラマ化されています。
彼女が描く男性キャラクターは不器用で繊細、でも妙にリアリティがある魅力的な存在として、「いくえみ男子」と呼ばれ、多くの女性の支持を受けてきました。
愛猫家としても知られ、作品の中にはよく猫が登場し、2024年現在も猫との暮らしを描いた『猫のいるウチ便り』を連載しています。
40年以上のキャリアをもつ大ベテランでありながら、2024年現在、『ローズローズィローズフルバッド』『1日2回』『猫のいるウチ便り』と3本も連載を抱える、超売れっ子漫画家です。
登場人物
登場人物を紹介します。
園田れみ(そのだれみ)
39歳。娘のるりを出産後、夫の忠が病気になり死別し、実家に戻ってきた。母とれみと娘の3人暮らし。
鍵谷季(かぎたにとき)
39歳。男性不妊が原因で大地主の妻と離婚し、バツイチになり、実家に戻ってきた。幼少期かられみのお隣さん、幼馴染として過ごしてきた。れみの夫の忠とも親友だった。
園田忠(そのだただし)
れみの夫。あだ名はチューヤン。穏やかな性格。れみと結婚し、娘をもうけるが、4年後に病死。
園田るり(そのだるり)
れみと忠の娘。中学2年生。はっきりものを言う。演劇部に所属、少し変わった感性を持っている。
1日2回のあらすじ
園田れみ(39歳)は若くして夫の忠と死別し、娘のるりと共に母がくらす実家で暮らしていた。ある日、幼少期から幼なじみとして過ごしてきた鍵谷季(39歳)が離婚し、隣の実家に出戻ってきたと母のりらから聞く。
陰のオーラをまといながらふらふらと街を徘徊し、久々に会う同級生たちに訝しがられる季。娘の瑠璃からの連絡で季が土手で寝転んでいると聞き、迎えに行くれみだったが、そこで離婚の原因が季の無精子症だったことを告げられ、さめざめと泣かれてしまい、言葉を失う。
ある日、古いシャワーヘッドをつけかえたいとるりが言い出すが、女性の力では難しいので季に付け替えてもらう。その後れみは家に帰ろうとする季を呼び止め、無精子症には治療法があることを遠慮気味に言い出す。
季はその事実は知っていたものの、無精子症が判明した時点で家族がバラバラになってしまったと明かす。れみに明るく別れを告げ、家に戻っていく季だった。時を経てまた隣人となった二人に、この後どんな変化が訪れるのだろうか―――。
1日2回の見どころ、感想
うさこ的おすすめポイントを紹介します。
映画を観ているような世界観
いくえみ先生の作品は、登場人物の佇まいや会話が独特の空気感をかもしだします。漫画を読んでいるのに、映像というか、映画を観ているような感覚になります。
この「1日2回」は主人公がアラフォーなので、落ち着いたムードが余計にそう感じさせます。
単純にキュンキュンする♡とかときめく♡とかではないんですが、とにかく続きが気になってしまう、不思議な魅力があります。
アラフォーだからこそ、色々ある、大人の世界
主人公のれみは結婚、出産、夫との死別、実家で母と同居、子育てしながらの仕事…などを乗り越えてきた39歳。隣に出戻ってきた季も、離婚原因は男性不妊という…。人生、いろいろあります。季との関係も、過去になにかあったような、なかったような、何とも言えない関係が続いてきて。
古い表現ですが、友達以上恋人未満ってやつ?(笑)
これは、ある程度人生経験を積んできた人にしかわからない描写だなという場面がたくさんあります。
と同時に、れみ達の過去のシーンも描かれていて、そちらはとてもキラキラしていて、ちゃんと思春期してて、青春です。その対比がまぶしくもあり、切なくもあります。あーあったよなこんなこと、と自分の過去の青春時代を懐かしむ気持ちにもなります。
【いくえみ男子】チューヤンがかっこいい
過去シーンでれみの死別した夫の忠ことチューヤンが出てくるのですが、これぞいくえみ男子です。ふわふわしていてつかみどころがなくて、でもカッコいい。
チューヤンは亡くなっているので過去シーンしか出てきませんが、若くして病気になり、最愛の妻と娘を置いて逝かなければならなかったやるせなさに胸が締め付けられます。回想シーンの度に、なんで死んじゃったのよ…辛すぎるんですけど。と思いながら読んでいます…。
最新刊5巻のネタバレ感想レビュー
読んでないかたはネタバレ注意!
園田れみ(40)は、夫の忠を病気で亡くし、母と娘と女3人暮らし。そこへ、幼馴染の鍵谷季(40)が離婚して出戻ってくる。れみの死別した夫であり、季の親友でもあった忠。ふたりは忠を想いながらも穏やかな関係を続けていたが、最近、季は子持ちのバツイチ女性と付き合って別れ、れみは部下に告白され…。そんなある日、突然、季がれみを一方的に避けるようになり──!?
引用元 集英社ホームページ https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-843022-5
「友達以上恋人未満」のれみと季の関係性に少~し変化が訪れます。れみの娘のるりも、何やら勘付いている様子。両家のお母さんも相変わらずいい味出してます。
ほんと~に少しずつですが何かが変わっていく。その空気感がものすごくリアルです。さすがいくえみ先生…!
季は、心の奥底でほんとうの自分の気持ちに気付いているけど、蓋をしているのかな。れみは季のこと、どう思っているのかな。
読者からみても、わかるようでわからないような。どっちなの~?!と言いたくなる絶妙な距離感…。
う~ん、ふたりはどうなるんでしょう。わからない!でも、絶妙にワクワクして、ほっこり温かくて、じんわりと切ない大人の物語。今後の展開も楽しみです。
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まとめ
いくえみ綾先生の連載中作品、「1日2回」を紹介しました。
人生いろいろあったであろう、大人女子におすすめです!
コミックシーモアで1日2回をを試し読みしてみる!同じくいくえみ先生が現在連載中の、「ローズローズィローズフルバッド」もおすすめです。こちらの方がコメディ色が強くて笑えます!
ではではまたね♡
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