みなさんこんにちは。月の光は愛のメッセージ。うさこです。
さてさて本記事では平成初期に大ヒットした、「美少女戦士セーラームーン」のテレビアニメシリーズ（旧作）と、武内直子先生の原作シリーズとの違いを徹底解説していきたいと思います。
わたくしうさこはというと、テレビアニメを幼稚園～小学校のときに観てドはまりし、大人になってからも２～３周全シリーズを見直しているオタクですが、原作は実は大人になってから観ました。そこで原作ではこうなんだ～とかここアニメと違う！など気付くことが多かったです。
では、早速解説していきます！
アニメと原作の違い
アニメと原作の大きな違いとして、まず初めに作画が挙げられますね。
武内直子先生の原作は、繊細なタッチで美麗なカラーが特徴ですが、アニメはパキッとした色使いで華やかな作画となっています。
またコスチュームも細部が微妙に違います。
どちらにもそれぞれの良さがありますね！
設定編
設定で違うところを紹介します。
まもちゃんの年齢
まもちゃんこと千葉衛（タキシード仮面）は、アニメでは登場時大学1年生でしたが、原作では高校2年生の設定でした。
どうしてここを変えたのか分かりませんが、アニメの方がよりまもちゃんの大人っぽさを出したかったのでしょうか。
数字にすると大した年齢の違いではないですが、大学生と中学生が恋愛するより、高校生と中学生の恋愛が自然だなと思います。
レイちゃんのキャラ
セーラーマーズこと火野レイちゃんは、アニメでは少々あけすけというかはっきりした性格で、うさぎに対して歯に衣着せぬ物言いでずけずけ言ってよくケンカになっていました。
でも、うさぎのことを心から大切に思う人情派のキャラでしたよね。
対して漫画では、ミステリアスかつおしとやかな美少女お嬢キャラで、言葉遣いも「～だわ」「～ですわ」などとかなり性格が違います。
正直ココは驚きました。
美奈子ちゃんのキャラ
原作では初登場時、「プリンセス・セレニティ」と名乗ります。これは、前世の記憶をなくしているセーラームーンを守るため、影武者を務めようとしたのでした。
アニメでも「あなたがプリンセスなの…？」と戦士たちが勘違いするシーンはありましたが自ら名乗ることはありませんでした。またキャラクターも、アニメではうさぎとそっくりなおちゃらけミーハーキャラですが、原作はそこまではっちゃけておらず、みんなの頼れるお姉さん的ポジションです。
無印四天王の扱い
テレビアニメシリーズ1期目の「美少女戦士セーラームーン」（いわゆる「無印」と呼ばれるシリーズ）では、うさぎ達の敵であるダーク・キングダムの親玉、クイン・ベリルの手下に、四天王と呼ばれる4人「ジェダイト、ネフライト、ゾイサイト、クンツァイト」がいます。
原作でこの四人は、前世で千葉衛の前世の姿である地球国の王子、エンディミオンに仕えていました。現世ではクイン・ベリルに洗脳され、悪の手先となってしまうのですが、土壇場でその記憶を取り戻し、千葉衛の大ピンチの時に救うという展開があります。また、前世でこの4名は、マーキュリー、マーズ、ヴィーナス、ジュピターの恋人だったという設定も。
アニメでは前世のエンディミオンの部下設定・セーラー4戦士との恋人設定はありません。なんならネフライトとうさぎの友人である「なるちゃん」が恋に落ちたり、ゾイサイトとクンツァイトが恋人設定だったりと、アニメ独自の設定になっています。
無印セーラームーンの想い出↓
スリーライツの性別
原作最終章、アニメ版スターズから登場するスリーライツ。
原作では男装の麗人、アニメ版では本当の姿は女性だが、変身する前だけ男性であるという特殊な設定だったようです。
関連記事→セーラースターズは星野光のための物語って話【セーラームーン】【星うさ】
ちびちびの正体
原作最終シリーズ、アニメはスターズで登場するちびちび。「ちびちび～」としか言葉を発さないものの、セーラー戦士に変身するなど謎に包まれた存在でした。原作ではちびちびの正体はうさぎの遥か未来の姿、セーラーコスモスという設定。アニメでは、セーラーギャラクシアがカオスに飲まれる前に、宇宙へ逃した自らの良心と言う設定でした。
ちびちびのことは、ちびうさの妹だと思っている人がいまだに多いみたい。
ストーリー編
大筋は原作と大差はないのですが、細かい流れで少し違うところがあります。
そして、アニメ版はコミカルなシーンがたくさんあるのに対して、原作は少女漫画らしく、ロマンチックで詩的なムードが漂っています。
伝説の聖剣
原作1期にのみ登場するアイテムです。プリンセスを守るための剣で、クイン・ベリルを封印する際にも使われました。
クイン・ベリル、クイン・メタリアの最期
クイン・ベリルは、原作1期、アニメ無印で登場する敵です。前世ではエンディミオンへの叶わぬ恋心を抱いており、そこにつけこんだクイン・メタリアに体を乗っ取られてしまいます。月の王国に幻の銀水晶を狙って攻め込みますが、クイーンセレニティによって封印。現世に転生後も再びクイン・メタリアに体を乗っ取られ、千葉衛を誘拐したり洗脳したりします。
違いは、原作はクイン・ベリルの封印→クイン・メタリアの封印と順番に倒していくのに対し、アニメは最後にベリルとメタリアが一体化し、スーパーベリルとしてセーラー戦士と戦ったという点です。
2期で仲間がさらわれていく展開
アニメ2期のRでは、前半で物語が原作に追いつかないようアニメオリジナルの「魔界樹編」が放送されました。後半は原作と同じくちびうさが登場し、ちびうさを狙うブラックムーン一族との戦いが描かれました。原作のブラックムーン編では、水野亜美、火野レイ、木野まことが順番に敵にさらわれる展開がありますが、アニメ版ではありませんでした。
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まとめ
美少女戦士セーラームーンの、原作と旧作アニメの違いをまとめてきました。
思っていたよりたくさん違うところがありましたね。原作とアニメ、それぞれのよさがあるので、別物として楽しんだ方がいいと思います。
気になった人は原作・アニメを見比べてみてくださいね！
ではではまたね♡
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