こんにちは。学生時代は電車…ではなくバス通学だったうさこです。
本記事では、有川浩原作の、映画「阪急電車」(2011年)の配信の情報、あらすじとレビューを紹介します。
わたしはこの映画が本当に大好きです。
かさかさしたこころに染み渡ってほっとできる、明日からまた頑張ろうという気持ちにもなれる、そんな温かい映画です。
仕事や家庭の問題で落ち込んでいる時、元気を出したい時に観て欲しい映画です!
お得に見るなら?配信情報
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あらすじ(ネタバレなし)
阪急電車に乗車する人々の物語が、オムニバス形式で展開されていきます。
宝塚駅から西宮北口駅まで電車が進むとともに物語は進んでいき、
前半は往路(12月)で、後半は復路(3月)で季節の移り変わりとともに人間模様も変化していきます。
前半の往路では、人生に悩み、涙したり、立ち止まったりする人々の姿が映し出されます。
復路では、苦しみを乗り越えて歩き出すなど、乗客に変化が訪れます。
以下、それぞれの登場人物のエピソードを少しだけ解説します。
高瀬翔子(中谷美紀)
ある日、婚約者にカフェに呼び出された翔子。
到着するとそこには婚約者と会社の後輩が肩を並べており、「彼女が妊娠したので結婚する。お前とは別れる。」と告げられる。
婚約中に浮気されたことに翔子は憤慨するが、ある条件を飲むことを引き換えに、二人の結婚を認めると切り出し―――
萩原時江(宮本信子)
天真爛漫な孫の亜美(芦田愛菜)を連れて電車に乗車する時江。
偶然乗車したその電車で、花嫁のような恰好をしてひとりで乗ってきた女性と出会い―――
伊藤康江(南果歩)
気弱な主婦の康江は、夫と息子と3人でつつましやかに暮らしている。
給料日前、ありあわせの物で工夫して夕飯を作り夫と息子にふるまっている最中、息子のPTAつながりのママ友から強引なランチの誘いがあり、行きたくもないのに断り切れずに行くことになってしまう。
権田原美帆(谷村美月)
田舎から大学に出てきた美帆は、おっとりしていて周りから一歩遅れがち。
野草オタクで、大学の女友達にもイマイチ馴染めずにいる。
小阪圭一(勝地涼)
パンクロックが好きでいつもヘッドホンをしており、ライダースジャケットにダメージジーンズを履いている圭一。
軍オタ(自衛隊オタク)で話が合う友人もおらず、大学内で浮いている。
森岡ミサ(戸田恵梨香)
大学生のミサは、誰もがうらやむイケメンの彼氏、カツヤ(小柳友)がおり、半同棲状態。
ミサの提案により、二人で暮らす部屋を探すことにするが、カツヤはミサに気に入らないことがあると暴力的になる一面があり―――
門田悦子(有村架純)
高校3年生で大学受験が迫っている悦子。通学の電車の中でも勉強は欠かせない。
アホだが優しい社会人の彼氏、遠山竜太(玉山鉄二)と交際している。
志望校に合格することがかなり厳しいという状況が明らかになり、今後の進路をどうするか悩んでいる。
樋口翔子(高須瑠香)
私立の小学校に通うが、学校の友人たちから陰湿ないじめを受けている。
豪華キャスト!当時6歳の芦田愛菜も。
2011年公開の映画ですが、今見ても豪華なキャストです。
中谷美紀、戸田恵梨香、有村架純と豪華女優陣が共演していますし、
当時6歳の芦田愛菜さんも出演されています。
男性俳優は玉山鉄二や、今や超人気俳優となった鈴木亮平も婚約者がいながら浮気するクズ役で出演しています。
今は亡き大杉連さんも、チョイ役で出演されています。
感想レビュー
うさこの好き勝手な感想です。
オープニングから泣ける
冒頭は、中谷美紀演じる翔子が浮気したクズ婚約者から別れを告げられ、呆然とするシーンからスタートします。
そのあと、数人の登場人物が映し出され、また、呆然と街中に佇む翔子に戻り、翔子の声でナレーションが流れます。
それが、そうそう、人生ってこんなやりきれない気持ちのときってあるよね、と共感します。
わたしなんて、いてもいなくても同じだと。わたしの気持ちなんて、だれにも分かってもらえないと。
いや、婚約者寝取られて子どもまで作られて振られたら死にたくもなりそうですけどね…
だけど、誰にも言えない思いや、傷ついた心にそっと寄り添ってくれる物語なのかな、と期待が高まる場面です。
大学生の恋がキュンとする
野草オタクの美帆(谷村美月)と、軍事オタクの圭一(勝地涼)が恋に落ちるのですが、二人の恋にキュンキュンします。
二人とも田舎から出てきて、大学の同級生にはイマイチ馴染めず、自分の好きなものも分かってもらえないでいるのですが、
電車で偶然出会ったときに、美帆が圭一の好きなものを馬鹿にせず、興味を持ったことから圭一も好感を持つんですね。
二人とも不器用なんですが真っすぐで、応援したくなります。後半では二人のラブラブな様子も見られてハッピーです。
服装や小物がエモい
これ、2011年の映画なんですよね。ということは、2024年からすると、13年前。平成後期。つい最近のように思えて、結構昔、というか。
劇中の小物なんかをみても、まだスマホがギリ普及していなくて、ガラケーで連絡を取り合う時代。ファッションやメイクなんかも、ちょっと古さを感じます。
何を隠そう、わたしうさこは2011年大学生でした。この劇中には大学生の登場人物が多いです。
特に、戸田恵梨香演じるミサの着ているファッションが、あーこんな服着てたわ~。って絶妙にエモいんですよ…。
戸田恵梨香が劇中で着ているような、ニットのポンチョ着てました。(笑)ファーの襟がついてるのも絶妙です。切りっぱなしのデニムのミニスカートにカラータイツも、よく着てました。
なんか自分の学生時代を思い出して泣けるんですよ…。私も年を取りました。
ラストは明日への希望が湧いてくる
後半の復路では、悩みや過去を抱えながらも、一皮むけて前進する人々の姿が映し出されます。
偶然電車で出会った他人同士が、ほんのちょっと助け合ったり、気持ちを打ち明けたりすることで、人の温かさに触れ、また前を向いて歩いていこうとします。
「辛いことも悲しいこともいろいろあるけど、でも、この世界も思ったほど悪くない。」
そう素直に思えるラストです!
まとめ
本記事では2011年の映画「阪急電車 片道15分の奇跡」についてのあらすじと感想を紹介しました。
ちょっと落ち込んでいる時、前を向けない時、気分を上げたい時に、とてもおススメの映画です!
U‐NEXT無料トライアルでお得に観てみてください!
ではではまたね♡
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